しばらく乗らなかったバイクの、エンジンがかからない・・・ねまってる?(博多弁)

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こんにちは!ようやく暖かくなってきましたね~!!

今回は、久しぶりにバイクに乗ろうとしたのに、エンジンがかからない・・・?! のお話デス。

セルが廻らない・・・これは、バッテリーですな!

気を取り直して、キックする・・・かからない! ガソリンはOK オイルもOK プラグもOK でもかからない

そんなときは、キャブかもしれません??

ガソリンは液体ですね、それをプラグでも引火しやすいように霧状にしてやるのがキャブレターと言いますです。

消臭剤などの手動式のスプレーみたいなものと考えて貰えば良いかと・・・・

っで、あのスプレーの出口に小さな穴が開いてますよね、キャブレターも同じように小さな穴で計量してます。

唐突ですが、ガソリンも腐るって知ってます? 正確には揮発分が無くなって残りの添加物等がすっごく濃くなって変質してしまうのです。

この状態を私は博多弁で『ねまる』と呼び、ねまったガソリンを、『ねまガス』、その変質ガソリンに侵された

キャブレターを、『ねまキャブ』と呼びます。

つまり、症状の大小はありますが、この『ねまキャブ』状態になってる可能性がオオアリです。


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この画像のキャブレターは、オーナーによると約1年放置のものです、緑の錆状のものがありますね

これは、『ねまガス』が真鍮製の『ジェット』という糸がやっと通るか通らないかの小さな穴が開いた部品を侵食して出来たものです。

勿論、糸くらいのの穴は塞がってます、これではエンジンにガソリンの霧は送れません!

なので、エンジンがかからないのです、飯を与えないで働けというようなものです。

薬剤とさまざまな道具を使って元のようにします、相手は侵食された柔らかい真鍮製です、荒っぽいことは厳禁です。

私らしくない、細かい作業が続きますが、これをちゃんとこなすと何事も無かったように、エンジンがかかります。

その瞬間がとても好きです・・・機械物でも、いとおしく思える、命がよみがえったような気がします。


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以上の作業をバイク屋では、キャブレターオーバーホール、略してキャブO/H等と言ってます、

料金はそれぞれだと思いますが、私はバイクの構成部品の中ではもっとも精密でなおかつ作業が結果に現れるのが、キャブレターだと思っています。

いまでは、インジェクションというコンピューター制御に取って代わられてますが、一昔前のレースでは、

標高や天候からの気圧や温度や湿度から、キャブをセッティングしてエンジンのパワーを最大限に

引き出すことにメカニックは心血を注いでいました。

 

ガソリンがねまりだすのは、条件にもよりますが大体3~4ヶ月くらいからだと思ってください

予防法はキャブレター内のガソリンを抜いておくことです、キャブの1番下にそれ用のネジがあります

それを緩めて内部のガソリンを抜いておくと残留物が出来なくなりますので・・・。


 





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このページは、ステップのホームページが2012年4月25日 18:39に書いたブログ記事です。

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